活動状況『これからを安心して暮らせる社会づくりを目指して』

高齢社会をよくする会ぶどうの会  

平成5年に「これからの社会が誰にとっても最期まで安心して暮らせる社会になる事」を
願って市民運動の一つとして発足しました。
その年に「老人福祉計 画」(ゴールドプラン)にホームヘルパーの増員、
公民館単位での福祉の充実、 ノーマライゼ―ションの実現等を松江市と市議会に提言、
陳情しました。  

その一方では講演会、映画会、学習会、見学会などを企画して、
市民が自分の問題として社会を考え行動する様に啓発活動を行っています。  
平成11年から10年間は市民公開講座「終末をデザインするシリーズ」を実施し、
遺言、葬式、お墓、認知症、終末医療、成年後見法等タブー視された 問題を取り上げ
終末を考える事により今の生き方を見直し、自分らしく「生」をまっとうする
お手伝いもしてきました。

設立以来20年が経過し、島根県の人口もついに70万人を割ってしまいました。
そして松江市の高齢化率も26.57%と超高齢社会となりました。
これからを個々がどう生きるかが課題です。公助に頼る事なく高齢者自身が手本となる
社会づくりをしたいものです。  成熟した社会をつくるには自律、自立し社会に目を向け
他者への思いやりを持つ人が増える事です。ボランティアネットワークに連なる
皆様と手を繋い で、実践し声を挙げ、行政をも動かし安心して老いる事の出来る
社会を構築出来ればと願っております。


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