活動状況『傾聴の会 まつえ一期』

活動も５年目にはいりました。
２０名の会員が各施設１６カ所を時間を振り分けて月１を基本に活動しています。
傾聴または認知症（軽度）の方に対するコ ミニケーションをじっくり
時間をかけて寄り添う、自発的に出てくる言葉を受けとめて対応している活動です。
聞くではなく、訊くでもなく聴いて差し上げ ることなのです。

言葉に限らず、それはアイコンタクト、または微笑み、またはうなずき、
だけかもしれません。軽度の方は物忘れに対し必要以上に不安を 感じて眠れなくなり
自信をなくし余計に人の視線を気にされます。
日常的な会話も少なくなり家族や友人とも距離ができ認知症の傾向に。
私達が関わること で認知症予防に役立てることが出来ればと
傾聴の現場で感じている思いです。

机上の講習だけで出来ることではございません。
基本は人として高齢者の方を 敬う心と温かい懐の大きいやさしさを
身につけていただくよう後継者を導いて参ります。
そのためには現場を理解して講話や講座を重ねていかねばなりません。
未来の介護予防には今しておかなければならない一歩だと強く思っています。